お客様の声(159)
少しづつ相続放棄という事に理解が深まり気持ちの整理がつきました
千葉県 50代 女性様
椎葉基史様
今度は、大変お世話になりました。きめ細やかな説明、迅速な対応等、ありがとうございました。大変感謝しております。また、初期の頃は私の勉強不足による愚問にも、ご丁寧にご回答頂き恥ずかしい限りですがメールをやりとりするうちに少しづつ相続放棄という事に理解が深まり気持ちの整理がついていったと感じております。今では父は確信犯であったのではないか?とさえ思っております。
きれいさっぱり自身の財産を残していかなかったので、家族は迷わず放棄の手続きをしてまた次のステップへと考えを進めることができました。まだまだ心配事はつきませんが、遺品整理、借家退去等、問題が山積しております。また、借家退去の際にはお力添え頂きたいと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。
P.S.
最近、椎葉さんの著書を拝読いたしました。
とてもわかりやすく参考になりました。
また、連帯保証人の恐ろしさを痛感致しました。
この度は、当センター東京事務所にご依頼頂きありがとうございました。
当日の相談会は、当社代表 椎葉基史が担当させて頂きました。
ご夫婦でお越しいただき、詳細に相続のご事情をお伺いできましたので、お手続きについてのご説明も大変スムーズに進めさせて頂けたと椎葉より感謝申し上げておりました。
被相続人である奥様のお父様が以前事業をされており、現在は他の方が会社も地位も承継されているとのこと。
ご家族様は当初、普通に相続手続きを行うおつもりでいらっしゃいました。
個人的に明らかな債務がない場合、そのようにお考えになる相続人の方がほとんどです。
ここで、気をつけて頂きたいのが、事業をされていた場合、連帯保証人になられていることがあります。
私どもがご依頼頂く仕事の中に、『負債調査』という業務があります。
ところが、借金はわかっても、保証債務(連帯保証)の場合、この『負債調査』を行っても、明らかになりません。
ご相談者様の場合、幸いにも承継された方とお話しになられる中で明らかになったことにより、これは考え直した方がと思われ、ご相談に来られました。
連帯保証をされている場合、相続人になった際に請求がなくても、将来的に債務者となり返済の義務を負うことがあります。
相続財産の中に、預貯金などの財産があり、保証責任を大きく上回るほどのものがある場合なら問題ありませんが、保証している額の方が大きい場合は、やはり、放棄の手続をおすすめします。そのことが原因で、債務整理や自己破産になってしまわれる方もおられます。
不動産など、担保がある場合は、売却して返済する等の対策がありますが、銀行からなどの借金の場合は、相続人様が返済することになります。
また、ご相談者様は、被相続人様がお住まいになっていたお部屋のことも気がかりなっておられました。
相続放棄を選択された場合、本来はお住まいの片付けも簡単に済ますことはできません。多くの注意点がございます。
今回は、お母様がご一緒にお住まいになっておられたため、賃貸の契約も含め、今後のことをご一緒に考えさせて頂きました。
債権者への連絡もお引き受けさせて頂いておりますので、今後は安心して新しい生活を迎えて頂けることになりました。
椎葉をはじめ、事務所一同大変嬉しく思っております。また、椎葉の著書も読んで頂けたとのこと。今後の参考にして頂けますと幸いです。
また、いつでも、ご相談事がございましたら、ご連絡を頂戴したく思います。
何なりとお申し付けくださいませ。お役に立てるよう、日々精進していきたいと思っております。