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相続放棄トラブルの番組を見て、父親の死後直ぐに相談させて頂きました
奈良県 40代 男性様
父親が債務整理を放置したまま、4年前に倒れ、状態が年々悪化していく中で、今後の対応を思案していた所、昨年12月にNHK「クローズアップ現代」の相続放棄トラブルの番組を見て、貴社のしっかりした対応に関心し、今年父親の死後直ぐに相談・依頼させて頂きました。
依頼後も、司法書士の川阪弘一先生には何度も電話で相談、その都度適格なアドバイスを頂き、家族全員大変感謝している次第であります。
また、フリーダイヤルでの電話対応など、スタッフの皆様方の丁寧な対応も、不安な依頼者側として安心できるものでありました。重ね重ねありがとうございました。
この後、結構な数の親戚分の対応も、御手数をおかけ致しますが、宜しく御願い致します。
この度は当事務所をご利用頂き、誠にありがとうございました。
最初に、お電話頂戴しました際に、以前当社の代表が出演させていただいたNHKの番組(クローズアップ現代)ご覧になられたとお話し頂きました。
30分程の番組でしたが、大変反響が大きく、お問合せ頂く数もかなり多くなりました。
それ程、少子化にともない、遺産相続が身近なものになってきているのを実感いたします。
今回、被相続人であるお父様は、生前に法的な手続きを進めておられる中、ご病気となられ、途中で進まなくなってしまったために、相続人であるご家族様は大変困っておられました。
相続財産の中に借金などが多くある場合、わかる範囲で返済しようと思われる方もおられますが、実際には氷山の一角だったということが良くあります。
ご相談者様のケースのように、法定相続人、つまり直系卑属であるご相談者様(子)と配偶者であるお母様が相続放棄の手続きをされると、後順位の直系尊属(相談者様からみると祖父母)、そして、お父様の兄弟姉妹へと相続権が移っていきます。
今回、ご相談者様は、後順位のご親族様のことも大変ご心配され、ご相談にお見えになりました。
皆様、ご高齢のご親族でおありになられたため、電話だけでは難しい方もいらっしゃいましたので、その方についてはご家族様に同席頂き、ご自宅にお伺いし、お手続きを進めさせて頂きました。
このような対応も、非常に喜んで頂きましたので、私どもではご安心頂けて大変嬉しく思いました。
また、ご兄弟様が死亡されている場合、代襲相続といって甥御様や姪御様が相続人になる場合もございます。そのようなケースだと親族全員をご自身達で対応されることは大変な労力が必要となることが予想されます。
そういう面でも、ご自身で進められるより、司法書士や弁護士などの専門家にご相談されることをお勧めします。
ご親族に直接お話しに行かれて、思いがけない方向へ進んでしまい、トラブルになられてご相談頂くこともございます。
今回、後順位のご相続人様、皆様に家庭裁判所から相続放棄の受理通知書が送られ、ご相談者様もご安心頂けたとお伺いしました。
また、何かお困りごとがございましたら、遠慮なくお申し付けください。今後ともよろしくお願い申し上げます。