お客様の声(199)
弁護士から無理だろうと言われ、ここしかないと思いお願いする事にしました
鳥取県 60代 女性様
今回はありがとうございました。
鳥取では弁護士さん何件か相談させてもらいましたがたぶん無理だろうと言われました。
それでも、自分の子供や孫にまで迷惑をかけたくないのでいろいろ調べました。
インターネットや相続についての本などそして、椎葉基史先生の本を見て、ここしかないと思い姉弟で話し合い、お願いする事にしました。
今回は、父・母・兄と3人分になりましたが、私の元気なうちに相続放棄が受理されて本当にほっとしています。家に居ながら、手続もできて、通わなくても電話で対応してもらえたのが、ありがたかったです。本当にありがとうございました。
この度は当事務所をご利用頂き、誠にありがとうございました。
今回、お兄様が亡くなられたことで、ご実家の名義がお父様のままであったことが発覚し、大きな問題となりました。
もともと、ご実家や土地などの不動産はご両親が健在の頃に、亡くなられたお兄様が全て引き継ぐことになっておられ、口頭ではありましたが、皆様の同意もありました。
ところが、ふたを開けてみると、名義はお父様のままで、しかも、お母様も亡くなられており、相続財産として所有権を受け継いでしまっていました。
お兄様が亡くなられ、借金がおありになったようで、先順位相続人である子供さん達が相続放棄をされたことにより、後順位のご相談者様に回ってきてしまいました。
ですが、このままお兄様の放棄の手続きをしたところで、実家の相続権はそのままとなり、ご相談者様ご自身の子供さんたちに迷惑をかけることになってしまいます。
お困りになられたご相談者様は、お近くの弁護士さんにご相談に行かれましたが、今更どうしようもないと言われてしまい、絶望に近いお気持ちになられたそうです。
ネットで私どもセンターに辿りつかれご相談頂きました際には、半信半疑でいらっしゃたことと思います。
実は、弁護士さんは紛争の中に入られることが多く、手続きそのものにはあまり詳しくない方も中にはいらっしゃいます。
一概には言えませんが、地方であればあるほど、問題は固定化されており、今回のように珍しいケースは不得意とされる方もおられるのです。
当センターの代表は、ご相談者様にもおっしゃって頂いているように、相続放棄に関する著書もございますので、放棄の専門家でもあるのです。
また、今回のように、不動産の名義が変更されずに残っており、放棄を絡めたお手続きを扱わせて頂いたことも多数ございます。
ご実家が空き家になっていた場合、ポツンと一軒家でもなければ、たとえ相続放棄をしたとしても、放棄後は固定資産税こそ払わずには済みますが、空き家を管理する義務、つまり管理責任が残ります。
これを避けるためには、費用が掛かりますが、相続財産管理人選任申立を家庭裁判所に申し立てるという方法があります。
財産管理人が選任されることによって、空き家が査定され、処分されることによって、管理義務という問題が解決するのです。
今回のケースは、無事に相続放棄が受理され、お子様たちに相続されるという問題はなくなりました。
ただ、実は相談者様におかれましては1件の放棄のお手続きでは済まなかったということです。今回も最終的には、被相続人が3名、つまりお一人3件のご依頼を頂戴することになりました。
その代わりに、これからのご心配はして頂かなくてもよくなり、ご安心とともに今後のご生活をして頂いております。
相続の問題が出てきた際には、是非専門家に早めにご相談され、解決しておかれることをお勧めします。
後回しにしてしまうことによって、本来なら不要な費用も掛かることになりかねません。
相談者様におかれましては、引き続き債権者対応もご依頼頂いております。
今後とも、何かございましたら、いつでもご連絡頂けますようお願い申し上げます。